医療の羅針盤

幅⁠広⁠い⁠症⁠例⁠と⁠実⁠践⁠の⁠中⁠で⁠育⁠つ⁠、⁠こ⁠れ⁠か⁠ら⁠の⁠整⁠形⁠外⁠科⁠医

Article
2026.10.04
幅広い症例と実践の中で育つ、これからの整形外科医

整形外科医として経験を積むうえで、大切なのは手術件数だけではないと思います。

外傷、脊椎、関節など、さまざまな症例に向き合い、その患者に合った治療を考える。難しい症例では指導医や他診療科と相談しながら治療を進め、手術後の生活まで見据える。そうした一つひとつの経験が、整形外科医としての判断力や視野につながっていくと思われます。

今回のインタビューでは、東戸塚記念病院の山崎院長を中心に、整形外科の症例や救急対応、若手医師への指導、さらに循環器内科・消化器内科との連携について話を伺いました。

医師たちのコメントをもとに、東戸塚記念病院の整形外科で経験できる医療と、そこで目指す医師像を紹介します。

年間2,000件を超える手術。その数字の先にある「症例の幅」

東戸塚記念病院の整形外科では、年間2,000件を超える手術を行っています。

骨折をはじめとする外傷、人工関節、脊椎疾患など、幅広い整形外科疾患に対応しています。救急搬送される患者も多く、予定された手術だけではなく、その場で治療方針や手術の必要性を判断しなければならない症例にも向き合います。施設全体で年間9,000件以上の救急車を受け入れていることが公表されています。

症例数の多さに加え、異なる病態や患者背景に触れる機会があること。それが、東戸塚記念病院の整形外科で経験を積むうえでの特徴の一つです。

出典:東戸塚記念病院 公式サイト(病院概要)

出典:東戸塚記念病院 公式サイト(整形外科 専攻医(後期研修医)/整形外科)

救急も、脊椎も。「その場で判断する」症例に向き合う

東戸塚記念病院では、救急で搬送される複雑な外傷から、神経症状をともなう脊椎疾患まで、判断の難しい症例に日常的に向き合っています。

インタビューでは、大腿骨下部の重度な粉砕骨折や、排尿・排便に関わる神経症状まで現れていた腰椎椎間板ヘルニアなど、実際の症例が語られました。いずれも、決められた手順をそのまま当てはめるのではなく、画像や患者の状態を確認しながら、その場で判断を重ねることが求められる症例です。

救急を受け入れているからこそ、予定手術だけでは経験しにくい症例と向き合う機会があります。

症例の詳しい内容は、ぜひインタビューをご覧ください。

※症例内容は2026年に実施した医師インタビューに基づいています。

出典:東戸塚記念病院 公式サイト(整形外科)

症例を「学び」に変える、指導体制と専門研修

症例に触れる機会が多くても、それだけで若手医師の学びにつながるわけではありません。東戸塚記念病院には、4名の整形外科専門研修指導医が在籍しています。

手術予定の画像をチームで確認し、症例の評価や術式を日常的に検討する。手術も難易度に応じて指導医がサポートし、若手が執刀して指導医が助手に入ることもあります。山崎院長がインタビューで表現したのは、

「ほったらかしには絶対ならない」

という教育環境です。2026年4月からは整形外科専攻医の受け入れも開始し、幅広い領域を経験できるカリキュラムが整えられています。

出典:東戸塚記念病院(整形外科 専攻医(後期研修医))

「総合的な急性期医療体制だから診られる」整形外科がある

整形外科の患者が、整形外科疾患だけを抱えているとは限りません。

特に高齢患者では、骨折や関節疾患に加えて、心疾患、糖尿病、高血圧、血栓症などを併せ持つことがあります。

今回のインタビューでは、心疾患のある整形外科患者について循環器内科で状態を確認した上で手術へ進めるケースや、整形外科治療中に深部静脈血栓症が生じた際に循環器内科が対応するケースについても語られています。

整形外科だけで完結させるのではなく、必要な場面では他診療科の専門性を活かしながら患者を診る。

手術技術だけでなく、患者の全身状態を見る視点を身につけられることも、総合的な急性期医療体制で整形外科に携わる意味の一つです。

手術の先にある「患者の生活」まで考える

山崎院長が若手医師に伝えたいこととして挙げたのが、治療後の患者の生活まで見る視点です。手術を終えた後には、リハビリが必要になる患者もいます。自宅へ戻る患者もいれば、施設での生活へ移る患者もいます。

急性期の治療だけではなく、その患者がその後どのように生活していくのかまで考える。

外傷や脊椎、関節など幅広い症例を経験し、難しい症例では指導医と考え、必要に応じて他診療科と連携する。そして、手術後の生活にも目を向ける。

東戸塚記念病院の整形外科では、こうした一連の臨床経験を積み重ねていくことができます。

基本情報|東戸塚記念病院

病院名:

東戸塚記念病院

所在地:

〒244-0801 神奈川県横浜市戸塚区品濃町548-7

病床数:

304床

常勤医師数:

53名

救急体制:

二次救急指定病院/24時間365日対応

最寄り駅:

JR東戸塚駅(徒歩3分)

※2026年2月現在。東戸塚記念病院 公式サイト

東戸塚記念病院で目指す、これからの整形外科医

今回の取材から見えてきたのは、単に「手術件数が多い病院」という姿ではありません。

年間2,000件を超える手術を背景に、救急搬送される複雑な外傷、脊椎疾患、関節疾患など、さまざまな症例に向き合う。

その経験を4名の専門研修指導医とともに振り返り、次の診療へつなげていく。

さらに、他診療科とも協力しながら患者を全身から診て、治療後の生活まで考える。

こうした臨床の積み重ねが、東戸塚記念病院の整形外科で経験できる医療です。

インタビューでは、医師本人の言葉や現場の雰囲気をより具体的にご覧いただけます。

IMSグループには、東戸塚記念病院以外にも整形外科があります

今回の記事では東戸塚記念病院の整形外科を中心に紹介しましたが、IMSグループには、ほかにも整形外科を標榜する総合病院があります。

各施設の診療体制や医師募集の状況は異なります。ここでは、整形外科を標榜している主な総合病院について、所在地と公式の整形外科ページをご案内します。

施設名

所在地

整形外科ページ

板橋中央総合病院

東京都板橋区小豆沢2-12-7 

リンク:整形外科ページ

高島平中央総合病院

東京都板橋区高島平1-73-1

リンク:整形外科ページ

明理会中央総合病院

東京都北区東十条3-2-11

リンク:整形外科ページ

イムス東京葛飾総合病院

東京都葛飾区西新小岩4-18-1

リンク:整形外科ページ

横浜旭中央総合病院

神奈川県横浜市旭区若葉台4-20-1

リンク:整形外科ページ

春日部中央総合病院

埼玉県春日部市緑町5-9-4

リンク:整形外科ページ

三愛会総合病院

埼玉県三郷市彦成2-342

リンク:整形外科ページ

イムス富士見総合病院

埼玉県富士見市鶴馬1967-1

リンク:整形外科ページ

イムス三芳総合病院

埼玉県入間郡三芳町藤久保974-3

リンク:整形外科ページ

新松戸中央総合病院

千葉県松戸市新松戸1-380

リンク:整形外科ページ

行徳総合病院

千葉県市川市本行徳5525-2

リンク:整形外科ページ

イムス太田中央総合病院

群馬県太田市東今泉町875-1

リンク:整形外科ページ

イムス明理会仙台総合病院

宮城県仙台市青葉区中央4-5-1

リンク:整形外科ページ

各施設の現在の常勤医師募集状況について知りたい方は、IMSグループ常勤医師用のLINE公式アカウントから転職支援スタッフとの情報交換やお問い合わせが可能です。

注意事項

本記事は、東戸塚記念病院の診療体制・職場環境等を中心に、IMSグループ各施設の診療体制・職場環境等について、医師の転職やキャリア検討に役立てていただくことを目的として制作したコンテンツです。

特定の医療機関への受診を勧誘することを目的としたものではありません。

東戸塚記念病院について掲載している症例、診療内容、手術件数、診療体制等は、施設への取材内容または公式サイトで特定の時点に公表されている情報に基づいています。

掲載している症例は個別の事例であり、治療効果を保証するものではありません。また、他施設の情報は各施設が整形外科を標榜していることを案内する目的で掲載しており、施設間の医療の質や優劣を比較するものではありません。